新興化学工業

新興化学工業株式会社(しんこうかがくこうぎょう、英:Shinko Chemical Co., Ltd.)は、大阪府大阪市に本社を置くバナジウム化合物の開発・製造及び販売などを行っている企業。

会社概要


商号:新興化学工業株式会社
創業年:1938年(昭和13年)5月
本社所在地:大阪府大阪市中央区南船場2-7-26 シンセイビル8階

会社沿革


  • 1938年(昭和13年) 会社設立。尼崎工場においてフッ化アルミニウムの製造を開始。
  • 1942年(昭和17年) 堺工場を建設、フッ化アルミニウムの製造を行う。
  • 1945年(昭和20年) 尼崎工場においてセレンの製造を開始。
  • 1953年(昭和28年) 大阪工場を建設。
  • 1958年(昭和33年) 国内で初めて五酸化バナジウムを工業生産。
  • 1970年(昭和45年) 国内で初めてエチレンプロピレンゴム用触媒(VOCl3)を製造。
  • 1973年(昭和48年) 堺臨海工場を建設。バナジウム生産能力を大幅に増強。
  • 1981年(昭和51年) 尼崎工場を尼崎市大浜町に移転。高純度セレン及びセレン化合物の生産設備を大幅に拡大。
  • 1991年(平成3年) 堺臨海工場のエチレンプロピレンゴム用触媒(VOCI3)製造設備を増強。
  • 1997年(平成9年) 尼崎工場にてインジウムの生産を開始。堺臨海工場にて各種塩化物製造開始。
  • 1998年(平成10年) ISO9002 審査登録(本社・堺臨海工場)
  • 2003年(平成15年) ISO9001 審査登録(本社・堺臨海工場)
  • 2006年(平成18年) ISO14001 審査登録(全社)
  • 2007年(平成19年) ISO9001 審査登録(第二ファイン事業部・尼崎工場)
  • 2008年(平成20年) 大阪市中央区に本社移転。
  • 2011年(平成23年) 尼崎工場にて高純度セレンの生産能力を増強。
  • 2012年(平成24年) 尼崎工場にてテルル製造設備を増強。
  • 2013年(平成25年) 堺臨海工場の合成ゴム用触媒(VOCl3)製造設備を更に増強。
  • 2016年(平成28年) 堺臨海工場の合成ゴム用触媒-バナジウムアセチルアセテート(V(AcAc) 3)の製造能力を増強。

事業内容


  • バナジウム化合物の開発・製造及び販売、並びに重油燃焼残渣及び、重油煤の処理によるバナジウムの回収
  • セレンの回収及び各種セレン化合物の開発・製造・販売
  • インジウムの回収及び各種インジウム化合物の開発・製造・販売
  • テルルの回収及び各種テルル化合物の開発・製造・販売

外部リンク



  • 最終更新:2021-09-23 18:04:08

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